ドイツの大学へ行くにはどんな資格が必要なの?

ドイツの大学へ行くにはどんな資格が必要なの?

 ひと昔前は留学と言えば、アメリカやカナダ、オーストラリア、イギリスなどの英語圏への進学が多かったのですが、最近ではアメリカでさえもその学費の高さからドイツを進学先として選ぶ人も多いのだそうです。大学へいく時期は人それぞれ。高校卒業した後にドイツの大学へ進学する人をいれば、一度日本の大学、就職をした後でドイツで進学する人もいますよね。

 ドイツの大学へ行きたい!と思っていても、何から始めればいいのかわからないことだらけですよね。気になる資格やざっくりとした流れなどを見てみましょう。

■どんな書類が必要?

1.まずは、高校を卒業してすぐにドイツの大学へ進学する場合。
・高校を卒業し、センター試験で62%以上の成績を収めること(科目は希望の大学による)
・高校の卒業証明書、成績証明書、おとびセンター試験の成績書(英文)

あくまで受験の資格です。これをもとに出願して、大学側の合否を待つことになります。

 また、受験資格があるのは、高校卒業したばかりの人だけではなく、以下の人たちにも受験資格があります。

2.4年大学(全日)を卒業資格保持者
・ 高校、および大学の卒業証明、および成績証明

3.4年大学(全日)を1年以上修了した場合(大学中退者でも資格はあります)
・高校の卒業証明および成績証明、大学の成績証明(1年で35単位以上を取得していること)

4.短期大学を卒業した場合
・高校の卒業証明および成績証明、大学の成績証明

 残念ながら、高校しか卒業していない人や大学を1年未満で中退してしまった人にはドイツの大学受験の資格がありませんが、上記の条件を満たしている人は社会人になってからでも大学を受験することは可能です。

■ドイツ語の証明とは?

 気になるのはドイツ語の証明。ドイツの大学や大学院には英語だけで授業を行うところもありますので、そちらに通う場合はドイツ語がまったくできなくても英語で受講することができますが、ドイツ語のみで授業を行う大学に通う場合はもちろんドイツ語は必須。必要書類には書いてないとしても、ドイツ語が理解できなければ、授業にはまったくついていけません。

 またドイツの大学は日本と違って入学してからの方が大変ですので、大学の前に語学学校で語学力を上げておくことが大前提ですね。

 ちなみにドイツにはビザの種類として「学生準備ビザ」というものがあります。これは上記した大学受験資格を持っている人に対して与えられる2年間のビザです。2年間で大学へ行くための準備(語学を含む)をします。

 英語で授業を行う学部を専攻しているのであれば、やはり英語の資格を記入していたおいた方がよいでしょう。以前英語の資格でコラムにしたことがありますが、TOEFLはドイツでも通用する資格です。

■出願から入学までの流れ

 まず、希望の大学の出願期間をチェックします。学部によって、期間が変わる場合もありますので、間違えのないようにしましょう。
 それから、ドイツ人以外の人たちはUni-Assistというエージェンシーに出願書類を期限までに送ります。このエージェンシーが、出願資格があるかどうかチェックし、資格があるようであれば希望の大学に出願書類を送るという流れです。

 その後Uni-Assistから「出願書類OK」の通知が届けば、出願完了です。その後大学からも「書類を受理しました。合否結果が出るまで1ヶ月程お待ちください」という通知が届きます。その後、合否案内、合格であれば期限内にレジストレーション、学費を支払います。

 余談ですが、ドイツの大学は「無料」のところも多いですが、学部によっては学費が発生します。ただし日本やアメリカとは比べものにはならないくらいに安いことだけ付け加えておきます。

■最後に

 ドイツはとにかく書類が命の国!大学受験、就職、ビザの取得など多岐において書類が必ず必須ですので、きちんと準備をしておきましょう

 特に英語力を示す資格は必須。「私は英語が話せます」というだけではなく、きちんと証明できるように準備をしておけば安心ですね。

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