日本でも注目されている国際バカロレアとは?

日本でも注目されている国際バカロレアとは?

近年日本でも「国際バカロレア」という言葉が聞かれるようになりました。子どもには将来日本国内だけではなく、国際的に活躍して欲しい!と思っていらっしゃる親御さんも多いのではないでしょうか。そこで今回は国際バカロレアとは何なのかをご紹介したいと思います。

■国際バカロレアとは

国際バカロレアとは、国際的な教育プログラムのこと。英語ではInternational Baccalaureate と言い、IBと表現されます。国際的な教育プログラムと言うと非常に漠然としていますが、背景を少し説明するとわかりやすいかもしれません。

元々はスイス発祥のこのプログラム。現在も本部はスイスのジュネーブに置かれています。国際色豊かなスイスで育つ子どもたちが将来的に違う国へ行ったとしても新たな教育に戸惑わないように世界共通の教育プログラムを作ったのがきっかけとなっています。

これは、単に教育のカリキュラムだけではなく、大学受験にも関係のあることです。国際バカロレアのスコアを持っていると、様々な国の大学の受験と入学資格を得ることができるようになります。もちろん、すべての大学が国際バカロレアに対応しているわけではなく、この国際バカロレアのスコアの受験、入学資格を導入している学校に限られてしまいますが、それでも将来的に外国の大学へ進学したいと思っている子どもにとってはメリットが大きいと言えるでしょう。
では、具体的に国際バカロレアのメリットを見ていきましょう。

■国際バカロレアのメリット

1.国際バカロレアの教育を受けることにより、国際的な視野を身につけることができる
2.国際バカロレアを採用している大学で正規の入学・受験資格として認められている

まずは、1点目。国際バカロレアの教育を通して、養われる国際力。これは大学入試のみにおいて発揮されるものではなく、大学を卒業した後の就職、海外生活でも必ず役に立つことです。すでに何度かこのコラムでも書かせて頂いたことがあるかと思うのですが、英語、および外国語が話せるということ以上に外国で生活するにあたり必要なことが「国際的な視野を持つこと」。
この国際的な視野を持つとはどういうことかと言うと、国際バカロレアが提唱する以下の人物像から見えてきます。

  • 探求する人
  • 知識のある人
  • 考える人
  • コミュニケーションができる人
  • 信念をもつ人
  • 心を開く人
  • 思いやりのある人
  • 挑戦する人
  • バランスのとれた人
  • 振り返りができる人

(参照:http://www.mext.go.jp/a_menu/kokusai/ib/1353422.htm)

協調性を大事にする日本の教育とは一線を画しますが、国際的に活躍する上で必要なことを10代やそれ以前、自分の核が出来上がっていく中で学べることは後々とても有利なのではないでしょうか。

次に2番目の利点。これが、国際バカロレアを取得する最大のメリットでもあります。
国際バカロレアのディプロマ・プログラムを履修し、ディプロマ資格に合格すると世界各国の大学受験資格が得られるようになります(国際バカロレアを採用している大学のみ)。
毎年、世界の大学ランキングが発表されていますが、そのランキングの上位に位置する大学の入学者の割合を見てみると国際バカロレア修了者の比率は極めて高いとされ、国際バカロレアディプロマ保持者の評価は高いようです。

日本の大学では、残念ながら国際バカロレアで受験できる入学試験を実施している大学は海外の大学と比べるとまだまだ少ない印象ですが、大学、もしくは学部によっては国際バカロレアでの入学試験を実施しているところもありますので、国際バカロレアが日本の大学入試にまったくメリットがない、というわけではありません。
次の項目で日本の国際バカロレアの状況については説明しますが、国際バカロレアの教育プログラムを採用する高等学校も年々増え、それに伴い大学側も国際バカロレアを入学資格として取り扱うところが増えていくことが予測されています。

■日本での国際バカロレアの今後

近年では、国際バカロレアの詳しい説明を文部科学省のホームページでも確認することが出来ます。国際バカロレアの目的は、国際的に活躍できる人材を育てること。つまり今の日本にまだまだ不足している人材、今後日本が力を入れて育成している必要のある人材でもあるのです。
日本政府は、2018年までに国内における国際バカロレアの認定校を200校に大幅に増大させることを目標としています。2016年現在は日本において、国際バカロレアの認定校は 15校のみ(インターナショナルスクールを覗く。一条校のみ)。これをあと数年で200校まで増大させたいというのですから、政府がこの分野に関して力を入れていきたいということがよくわかります。

まだまだ日本では知名度の低い国際バカロレアではありますが、今後のグローバル社会においては子どもの教育をスムーズに行いたい、もしくはインターナショナルな人材に育ってほしいと願うのであれば、国際バカロレアの教育プログラムも選択肢の一つに入れておきたいですね。

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