日本を出たらこうまで変わる学校事情 ~ロサンゼルスの幼稚園~

日本を出たらこうまで変わる学校事情 ~ロサンゼルスの幼稚園~

アメリカ人夫と暮らして早20年。
彼を通して、アメリカと日本の様々な違いを知りました。
日本には、アメリカがたくさんあります。
ハリウッド映画、アメリカングッズ、ファッション、エトセトラ。
身の回りにある、子供のころから慣れ親しんだたくさんのアメリカ。
道を歩く外人さん達は、皆アメリカ人と思ってしまう程に身近な国アメリカ。
なのに自分は、こんなにも知らなかったのか!と
夫を通じて様々に思い知らされたものです。

ロサンゼルス_子供私達家族は、息子が2歳の時、永住目的でここアメリカに移住してきました。
現在息子は18歳、高校を卒業したばかり。
息子を通じてこちらの学校教育に直に触れ、ああこうやって日本人とは全く違うアメリカ人というものが出来上がっていくんだなという様々な体験をしてきました。

予防接種まず最初に驚いた事、それは、入園式がない!でした。
息子を幼稚園に入れるためには、いくつかの予防接種が必要との事が入園も押し迫った8月の後半に発覚。
こりゃ大変だとドクターに電話予約を入れたところ、指定してきた予約日が、幼稚園が始まってしまっている日ではないですか。
これでは幼稚園の入園式に間に合わないと訴えたのですが、向こうは何か問題でも?とどこ吹く風。

結局、予約日は変えられず、幼稚園には開始2日後に行くはめに。
大切な人生のセレモニーをごめんよ息子と心の中で謝りながら、近所にある徒歩5分の幼稚園に向かいます。
ここロサンゼルスでは、学校区というものがあり、公立学校の場合は、住所地によって行く学校が決められます。
幼稚園は大概、小学校の一角にあり、うちの子の幼稚園もそうでした。

幼稚園に行くと、まず通るのが受け付け。
不審者を避けるために、ここで自分が何者か、何の目的で学校に入りたいのか等、申請する仕組みです。ここを通らないと学校に入れません。
ちなみに後に、ボランティアで来て、目的のところにそう書きたいのにスペルが分からず、いい大人なのに後ろにいた小学生にスペルを聞いて怪訝な顔をされた経験がある事は内緒です。
話しを戻します。

受付嬢に、息子を入園させたい旨を話すと、名簿をどさりと出してきて「こことここが空いてるけど、どっちのクラスに入る?」と聞いてきました。
えええっ?それ聞いちゃうわけ?と目を丸くしている私の横で、夫が目ざとく息子の日本人のお友達の名前を発見、じゃぁここと指定。
あわてず騒がず夫もアメリカ人。
ちなみに、息子の行く幼稚園のクラスは3つあり、あとで分かったんですが、その中の1つのクラスは、テレビの取材が来た程の優秀な先生がいるクラスでリクエストが殺到したそう。
知っていればそこにしたのにと後で悔やむ私。

ちなみに後日、息子の友人のお母さん日本人に聞けば、入園式なんてなかったとの事。
これは小学校も、中学校も、高校もそうでした。普通に始まるのみ。
どうりでドクターが始まりの日に無頓着だったはずです。
そういうことだったんですね。入園式という観念がないわけですから。
いやいや日本とは大違い。
これから始まりますよと厳粛に式をする、形が大事な日本。
そこで気分を引き締めるわけじゃないですか。新しいスタートです。
クラス分けだって、あらかじめ先生方が決めてくださるはず。
どこにする?って。。。

しかしながら、入園式はないとはいえ、卒園式はちゃんとありました。
これまた、厳粛のげんの字もなく服装も皆ばらばら。
お前はお姫様か!といったピンクのひらひらドレスの子からジーパンでTシャツの普段着の子まで。
でも、どの子も全くそれを気にしない。
皆が同じが前提にない国アメリカは、こういう所にも垣間見えるんですね。

アメリカ_親子そして何よりも日本と違う事。子供の名前が呼び上げられると、その家族親族が大騒ぎする事。ぴーぴーきゃーきゃー。
その声が騒がしいほど、子供は誇らしげなんですよね。
喜びを形にして外に出す。これもアメリカ気質満載ですよね。
私は日本語で叫びましたとも。息子の名前とそしておめでとうを。

さて、幼稚園初日に話しを戻します。息子を連れていざクラスルームへ。
実は嫌な予感はしてました。
けれどもそのためにプリスクールにも三カ月いれたし、大丈夫だろうと思っていたんですよね。
が、甘かったです。

アメリカ_子供02「じゃママ行くね~」と言ったとたん、息子がぎゃん泣き。私にしがみついて離れません。
プリスクールでもこうだったんです。
このときは先生方が「大丈夫まかせて」と言ってくださったので、そのままお言葉に甘えさせてもらいました。
今回もそれを期待して先生の顔を見るとにっこりと一言。「じゃぁ、一緒にいてあげて?」
耳を疑いました。えええええ????????
それから1年、私のボランティア人生の始まりです。
驚きの連続の、このボランティアの話しはまた後日。

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