現地校or日本人学校?オーストラリアの英語教育について

現地校or日本人学校?オーストラリアの英語教育について

オーストラリア_子供01オーストラリアの教育制度は、イギリスの教育制度がベースとなっておりニュー・サウス・ウエルズ州では、日本の小学校1年生(6歳)から高校1年生(15歳)にあたる10年生までが義務教育期間になっています。

州都シドニーは、公立・私立の学校が多くありますし、小・中学生の場合は、私立日本人学校もあるので教育環境には恵まれているといえます。

【現地校か、日本人学校か?選択のポイントは?】
オーストラリア_子供02お子さんが小学生~中学生の場合は、日本人学校にするか、現地校に通わせるか迷うところですよね。
日本の中学・高校に戻る可能性が高い場合は、日本人学校が帰国子女枠になるか一般枠になるか学校によって条件が異なりますので、早い段階で、日本の志望校の募集要項を確認しておくと安心です。
オーストラリアは、海外からの移民も多いことから、政府主導による外国人子女向けの英語教育(ESL)も熱心な国です。
現地校に通う場合、公立の学校でしたら英語学習については入学前・入学後ともに手厚いサポートがあるので、英語力の無いお子さんでもあまり心配はいりません。私立校の場合は、英語ができることが前提なので、お子さんの英語能力によって選択肢が異なってくるでしょう。

いずれにしても、学校選びは、お子さんの年齢やキャラクターなどを踏まえて多面的に検討されることをおススメします。

【ニュー・サウス・ウエルズ州の学校制度】
ニュー・サウス・ウエルズ州の学校制度では、1年生から6年生(6歳~11歳)までがPrimary School、7年生から10年生(12歳~15歳)はHigh SchoolのJunior過程に通うことになります。

義務教育期間修了後の11年生・12年生は、大学進学の準備期間となり、通常は同じHigh School のSenior過程に進みます。
将来、ニュー・サウス・ウエルズ州で大学進学を希望する場合は、この11年生、12年生の過程を修了する必要があり、12年生の10月~11月に実施される高等学校卒業認定試験(Higher School Certificate、通称HSC)を受けなくてはなりません。

受験現地では、このスコアと学業成績の結果から進学可能な大学が決まるシステムになっています。また、日本の大学を受験する場合でも、現地の高校卒業資格が必須ですので、大学進学希望者はHSCを必ず受験する必要があります。

HSC試験は、手続きを踏めばオーストラリア国外でも受験できるようになっているので、日本の大学受験のために帰国する時期が重なっても大丈夫です。

【現地校に入る場合、英語ができなくても大丈夫?】
ニュー・サウス・ウエルズ州で公立学校に編入する場合は、まず編入を希望する学校の個人面接を受ける必要があります。

その際に、英語指導が必要と認められた場合には、編入前に州政府が管轄する英語強化施設(Intensive English Centre = IEC)に入って、授業についていける程度まで英語を習得するための英語指導を受けることになります。

さらに、編入後にも週に何時間か英語を母国語としない生徒のための英語補習授業(English as a Second Language = ESL)を受けることができます。

ニュー・サウス・ウエルズ州の公立学校の検索はこちら:
http://www.decinternational.nsw.edu.au/search/schools

【私立学校を志望する場合】
公立学校には、地域の一般校のほかに、学業優秀者を集めたセレクティブスクールがありますが、セレクティブスクールは市民権か永住権がないと受験できないので一時滞在者は対象外となります。

レベルの高い私立学校は、基本的に英語能力がない場合には入学することは難しいです。

そもそも、評判の良い私立学校は、子供が生まれる前から予約申し込みをする保護者もいるくらい競争率が激しく、希望してもすぐには入れない状況がほとんどです。
通常は、まずは地域の公立校に入って、空席がでるのを待つことになります。

私立学校についての情報はこちら:
http://www.privateschoolsguide.com/Sydney-Private-Schools

【バイリンガル教育に取り組むシドニー日本人学校】
中学生までの子女の場合、まずはシドニー日本人学校に通わせる、という選択肢があります。
シドニー日本人学校は、日本政府とニュー・サウス・ウエルズ州によって正式に認可されている小・中一貫校で、市街地から約40分程度のテリーヒルズにあります。
シドニー各方面からスクールバスも出ていますので、低学年でも通学の心配はありません。

日本と同じ教育課程で、小学校1年生から中学校3年生までの授業を日本語で行う「日本人学級」と、ニュー・サウス・ウエルズ州の教育課程に準じた授業を英語で行う「国際学級」があります。

両クラス併合の授業もあるなど、独自のバイリンガル教育に取り組んでいるのもシドニー日本人学校の特徴です。

中学校まで日本人学校で学んで、高校から現地校に編入する選択肢もあります。
その場合、日本人学校でしっかり英語学習に取り組んでIECに入らずにストレートで現地校に編入することをめざすと良いでしょう。

シドニー日本人学校公式サイト
http://sjis.nsw.edu.au/jpn/index.html

【終わりに】
学齢期のお子さんを連れての海外転居は、何かと心配ですよね?
一番大事なのは、お子さんにとって、シドニーでの学校生活が充実した毎日になることです。このコラムの情報が、少しでも皆さんのお役に立てたなら幸いです。
ご家族皆さんでシドニー生活をエンジョイしてくださいね!

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