ここが違うマレーシア!~ローカルスクール入学編~

ここが違うマレーシア!~ローカルスクール入学編~

マレーシアのローカルスクール、いわゆるマレー系公立学校・中華系公立学校・インド系公立学校に子供を通わせたいと考えているのであれば、まず知っておかなくてはならない入学条件があります。それは原則【マレーシア国籍の子供】であることです。
両親のどちらかがマレーシア人である二重国籍の子供の場合でも問題はありません。基本的に両親とも日本人の場合は日本人学校か、インターナショナルスクールへ通うことになるでしょう。では日本人の子供はマレーシアに在住していてもローカルスクールへ通えないのか?と思いますよね。実は両親がMM2Hビザを保持している場合は例外です。
MM2Hビザというのは、長期滞在ビザで10年間のマレーシア滞在が許可されます。更新の際も条件を満たしていれば更に10年延長できる通称ロングタームビザです。早期リタイア等でマレーシアへ移住してくる方はほとんどが、このビザホルダーなのではないかと思われますが、就労は許可されておりません。そのため貯金や日本からの年金で生活している中、子供を学費の高いインターナショナルスクールへ通わせるのは金銭的に少し厳しいという方にも、ローカルスクールへ通えるという選択肢が増えるのは嬉しい情報かと思われます。ただこの条件は18歳以下の子供に限ります。18歳を超えた場合は子供自身が学生ビザに切り替えないといけませんのでご注意を。

このビザの問題さえクリアできれば入学に特別な条件などはありません。ではどうやってローカルスクールへ入学すればいいのだろう?と思いますよね。日本のように、行政からのお知らせが来るであろう。と思っていてはいけません。マレーシアでは親自らが学校へ出向き、いつから申し込みが始まるのか確認しなくてはなりません。
そしてマレーシアの学校制度では、新年1月より新学年となります。12月半ばには来年度のスケジュールが出来上がっていると思います。そして新学年が始まる前に子供を連れて学校へ行き、制服や教科書を購入し新学年に備えるということになります。

マレーシア_クアラルンプール とは言ってもマレーシアに越してきたばかりで知り合いもいない、どうすればいいのか全く分からないという方はPutrajaya(プトラジャヤ)という教育省にあたる行政機関がありますので、プトラジャヤに出向くなり電話するなりして確認してみましょう。
ちなみにですが、クアラルンプールのプトラジャヤはオフィス街にあります。あまりにカジュアルな格好で行くと警備員に止められてしまい建物内に入れないという事が嘘の様ですが実際に起こります。なのでサンダル・ショートパンツなどの服装は避けてフォーマルな格好で行くことをおすすめします。

さて、ここで先に少し触れたマレーシアの学期制度についてお話ししたいと思います。
授業がある期間は1月から3月中旬、そして短い春休みを挟み3月後半より授業が再開、5月末で一学期が終業になります。二学期の始まりは6月中旬からとなり、9月の中旬ごろから11月下旬まで授業があり、12月からは1月の新学年まで1か月半ほどのお休みになります。
また州によって異なりますが、クアラルンプールなどメインの州は土日が週の休みとなります。しかし中には金曜・土曜が休みという州もあるので、その年によっては元旦1日から学校がスタートなんていう地域もあるのです。基本的には年明けの始業は5日頃からが多いようですが、お正月はのんびりするという日本の文化からは元旦が始業というのは中々想像できませんね。
ですので、マレーシアに冬休みの時期に移住してきた方は、新年明けてローカルの子供たちと同様新学年を迎えることになります。

マレーシア_子供02 さらに日本と異なる点をもう一つ。どの地域の小学校、中学校でも入学が可能です。
日本の場合は、住んでいる地域で通学エリアが定められているので、公立の場合は選択の余地は基本的にはないですよね。一方マレーシアは公立であっても自分の好きな学校へ入学することが出来ます。といっても、殆どの方は家から近い学校を選ぶと思います。
また子供が低学年の内は、授業が終わる午後13時ごろに親が子供を学校へ迎えに行くというのがマレーシアでは一般的です。加えて金曜日は12時終わりという学校もあります。
そんな事から学校選びは親のライフスタイルに合わせて選ぶケースが多いと思います。例えば敢えて自分の職場の近くの学校を選び、朝子供を学校へ送り届けてから出勤し、お昼休みに子供を迎えに行くという勤務スタイルの方とか。
私が当時勤務していた会社の元同僚は昼休みに子供を迎えに行き、そのあと義両親の家まで子供を預けに行っていました。子供が低学年のうちは大変なことも多々あると思いますので、家族との協力が必要ですね。

マレーシア_子供01 ちなみに小学校の入学は満6歳から。それ以前の幼稚園は日本同様義務教育ではありません。ですがマレーシアのローカルスクールへ入学をさせるのであればマレー語は必修科目ですので、マレー語を学べる環境を幼稚園から用意してあげた方がいいと思います。
さらに私事ですが、私の娘はマレー系マレーシア人の夫との間に生まれ、中華系公立学校へ通っています。イスラム教の間に生まれた子供でも中華系の学校へ通うことが出来ます。中華系の学校へ通ってもイスラム教の子供には別途に日本でいう「道徳」の授業があり、宗教について学べます。ですので、宗教の関係で行きたい公立学校への入学を躊躇している方も心配はいらないと思います。公立学校だけでもマレー系、中華系、インド系と選択肢はたくさんあります。
まずは実際に見学をし、どの学校が子供に一番合うのかを考えてみてはいかがでしょうか。一見は百聞にしかず、です。

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