上海における乳幼児教育、日中英のマルチリンガルも夢じゃない!?

上海における乳幼児教育、日中英のマルチリンガルも夢じゃない!?

中国語で赤ちゃんのことを「宝宝」と呼びます。そう、赤ちゃんはみんなの宝モノなのです。宝モノであるわが子が、将来活躍できるチャンスにたくさん恵まれるようにと願うのは、すべての親に共通する願いではないでしょうか。グローバル化、ボーダレス化が進む中、やはりマルチに言語が操れることが、幅広いチャンスのカギをつかむ第一条件になります。何かと話題の多い中国上海ですが、上海人のわが子に対する投資熱も非常に高まっています。とくに英語教育には熱が入っています。日本の人が上海で子育てをするにあたって、上海発信の情報をお届けできたらと思います。

1、上海の保育園、託児所事情とは。
中国_託児所01 上海人家庭では、出産後、ほとんどの母親は3カ月ちょっとで社会復帰をします。子供はおじいちゃんおばあちゃんに見てもらうのが一般的です。よって乳児専門の保育園、託児所はあまりありません。筆者は、子供がまだ0歳の時から、託児所に預けていたのですが、周囲の中国人は口をそろえて「かわいそうに!」と言っていました。0歳児を他人に託するのは危険であるという考え方が根強いようです。よって0歳から子供を預けて働こうと考えた場合、かなり預け先の選択肢は狭まると考えておいた方が良いでしょう。とは言っても、日本人女性が園長先生の家庭的な保育園が2件ほどあります。共に3カ月から託児可能です。

2、言葉も少しづつ話せるようになってきた頃、上海の幼稚園事情とは。
少し大きくなって、幼稚園に行ける年齢になると選択肢が、いっきに広がります。幼稚園は日系幼稚園が6件もあります。お勉強色の強い幼稚園、お遊びをたくさんさせてくれる幼稚園、外遊びもできる幼稚園と、どこの幼稚園も特色を持っています。インターナショナル幼稚園も、イギリス系、アメリカ系、シンガポール系、台湾系、ローカル系と多岐に渡たり、こちらも教育方針はさまざまです。大切なわが子を、どこの幼稚園に入れようか迷ってしまいますね。

3、中途半端はダメ、大切なことは子供の言語環境を整えること。
中国_マルチリンガル教育 お子様がまだ小さい方でしたら、日中のバイリンガルを目指すより、日中英のトライリンガルを目指した方が将来活躍の場が広がると考える方が多いのではないでしょうか。英語とマンダリンで、世界の7割の人々とコミュニケーションが取れるそうです。上海人も子供を中国語と英語のバイリンガルに育てたいと教育熱を燃やしていますので、英語の教育環境は非常に整っています。日本人家庭のお子さんにおいては、日中英のマルチリンガルに育てる環境が比較的整っていると言えると思います。とはいえ、幼児期からのマルチリンガル教育に対するネガティブな情報も耳にしたりと、心が揺れている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

4、上海において、マルチリンガル教育に理想的な言語環境とは。
マルチリンガルを育てるには、親の努力で言語環境を作ることが非常に大切だと言われています。親は自分の母国語である日本語で話しかけ、絵本の読み聞かせも日本語の絵本にします。アニメと音楽は、英語でも中国語でも気に入ったものを聞かせてあげると良いでしょう。アイさん(お手伝いさん)とは中国語でコミュニケーションを取ります。幼稚園や幼児教室に、ネイティブの英語の先生と日常的にふれあえる機会をつくってあげるとベストでしょう。

5、上海は大都市ですが、子供にとっても優しい街です。
中国_上海_家族01 もちろん日本のデパートのように落ち着ける授乳室があったり、清潔な子供のプレイルームがあったりと、そんな期待はできませんが、街の人々は優しいのです。マンションの門番は、子供を抱っこし、重い荷物を持って帰ってくる母親を見つけると、荷物を家まで運んでくれたり、寒い日が続くと「宝宝は風邪をひいていないですか?」と気にかけてくれます。地下鉄でも、子連れを見つけると席を譲ってくれ、「小宝宝可愛いねぇ」と声をかけてくれます。レストランに行くと、「宝宝椅はいりますか?」とダイニングベビーチェアを勧めてくれます。

6、ときにはうっとおしいかも!?たくさんアドバイスももらえます。
「宝宝」が可愛いという思いが強すぎて、見も知らぬ人から子供についてアドバイスを受けることも多々あります。「この寒いのにズボンを1枚しか履かせないとは!風邪をひいて、下痢をするよ!赤ちゃんはすぐに下痢をするんだから!!」「夏でも靴下はぜったいに履かせなければダメ、足から寒気が入ってきて、体調を壊すんだよ。」「抱っこの仕方がおかしい、その抱っこの仕方では子供が将来ガニ股になるよ!」皆さん好意でのアドバイスであるので、笑顔で「分かりました」と答えておくのが一番です。

近年、日本への旅行者が増えたことや、ネットショッピングが手軽になった影響もあり、上海の人々の日本製に対する知識がどんどん深まっているのを感じます。子供の着ている服を見て、「なんというブランド?どこで買えるの?」と街かどで突然聞かれることもあります。母親だけでなく、おばあちゃん世代の女性が「孫に買ってあげたいの」と言われたこともあります。子供に対する愛情がとても大きいのを感じます。

この目まぐるしく動いている上海で、子育てをする機会に恵まれたあなたは、非常にラッキーです。上海生活と子育てを楽しむことができますように願っております。

【PR】

海外子女向けオンライン家庭教師のEDUBAL
海外子女向けオンライン家庭教師のEDUBAL