子供の成長はホントにすごい!3歳児の英語学習能力について

子供の成長はホントにすごい!3歳児の英語学習能力について

「dogはいっぱいおったらdogsやねん。」
ある日、息子が幼稚園から帰ってきて言いました。
幼稚園で複数形を勉強してきたわけではなく、先生に絵本を読んでもらったり、お友達と会話をする中で、自然とこの法則を見つけたようです。
以前、中学生に英語を教えていた頃、「先生、なんで複数形も3単現(3人称単数現在形)も ”s” なん?ややこしいやん。どっちかを”p”とか”q”に変えたらいいのに。」と思いもよらない質問をされたことがありました。
教科書を使った授業では、どうしても文字から学んでしまいます。その上、問題集で穴埋めやら書き換えの問題をします。そういった中で生まれてきた疑問だなぁと、驚きつつも新しい発見でした。同時に、中学生にとって英語は、まだまだ机の上の勉強の一つに過ぎず、「言葉」として理解するのは難しいのだなと実感した覚えがあります。

その意味でも「生きた英語」にふれられたこの2年間の海外生活というのは本当に貴重な経験でした。その地方のなまりをそのまま身につけていたのもとても可愛らしかったです。
お友達の名前については、ふとした会話の中で出てくる私の発音を「それ違うよ。」っていつも直してくれていました。
Oliver「オリバー」→「オリヴァ―」
Elizabeth「エリザベス」→「ェリザボー」などです。

その他、Cafeごっこもよくやりました。
“What would you like?”
“ A cup of tea, please”
“Here you are.”
“Thank you.”
幼稚園でも先生を交えて遊んでいたらしく、「注文を取ってその通りのものをままごとセットから運んでくれるの。」と先生も息子の英語力の成長を喜んでいてくれました。

幼稚園の生活の中でどれだけ話しているのか、息子の英語を直接聞けるのはお迎えに時くらいだったのですが、いくつかあげてみたいと思います。

“○○(名前),Your mummy is here.”「○○ちゃん、ママが来たよ」
幼稚園にお迎えに行くと、クラスの子はみんな他の子のママの顔を覚えていて、気づいた子が競うように、その子を呼びに行くというのがお決まりでした。最初のうちは呼んでもらう方でしたが、いつしか、息子もお友達のママがお迎えに来たのを見ていち早く
“○○,Your mummy is here!”と言うようになっていました。

“We are playing Lego, don’t we?” (正しくは”We are playing Lego, aren’t we?”ですが)「僕たちレゴで遊んでいるんだよね。」
お友達と嬉しそうに話していたのを思い出します。付加疑問文もお友達と遊ぶ中で自然と覚えていきました。大人はついつい間違いを恐れて、”~,right?” を使いがちですが、現地の子どもたちはびっくりするくらい、正確に付加疑問文も使いこなしています。

”I’m not smiling.”「僕は笑わないよ。」
これは先生から聞いた話ですが、クラスで年下の子に意地悪している場面を見た時、こう言って先生と一緒に注意していたこともあるそうです。そんな独特の使いまわしも、生活の中ならではの英語だなと思います。
突然 “Snails doesn’t have a backbone.”「カタツムリには背骨がありません。」と言ったり、調理実習で覚えたお菓子の作り方を英語で説明してくれたりもしました。さすがイギリスで、初めての調理実習はスコーン作りだったそうです。
はさみの持ち方も先生が説明してくれたのを丸暗記していました。
“ if you have scissors like this, it will hurt your tummy. If you have scissors like this, it will hurt your friends.”「はさみをこんな風に持ったらおなかを傷つけます。こんな風に持ったらお友達を傷つけます。」

また、現地の男の子たちはスパイダーマンやスターウォーズが大好きで、それらのセリフを通してもいろんな英語を覚えました。もちろん字幕も吹き替えもない英語のDVDを飽きずに何度も見ていました。
“You kill my father.”
“If you are not with me, you are my enemy.”
これらは帰国後の英語学習の手助けにもなってくれています。

ヨーロッパ独特のゆったりした時間の中で、こんなやり取りをしていた日々がなつかしいです。帰国後の教材に、と色んなものを買いましたが、それでも、あの時欲しがっていた英語の絵本やDVDをもっと買ってあげればよかった…とか、英語を話している姿をもっとたくさんビデオに撮ってあげればよかった…とか、今になって後悔することはたくさんあります。異国の地で家事と子育てをするのは、それはそれでなかなか大変なことです。でも帰国して、忙しい日本の毎日に追われていると、ふと、あの日々は夢だったのかしら…と錯覚するような淡い瞬間があります。これから海外生活を始めるご家族には、そんな日々を大切に過ごしてほしいなと心から願っています。

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