ドイツで暮らす子供たちの習い事ってどんなもの?語学以外の活発な取り組みについて。

ドイツで暮らす子供たちの習い事ってどんなもの?語学以外の活発な取り組みについて。

最近知り合いのドイツ人の子供に日本語を教え始めました。彼女は12歳なのですが、「いつかは日本に行ってみたいの!」と目をキラキラさせて、日本語の勉強に取り組んでいます。
今日はドイツの子供たちの習い事事情についてご紹介したいと思います。

■英語は学校で勉強しただけ
私のドイツ語が下手なおかげで彼女は私とは英語で話すのですが、12歳にして大人顔負けの英語を話します。日本人の英語も「日本語アクセント」があるように、ドイツ人にも「ドイツ語アクセント」があります。ドイツ語の訛りが強いとなかなか聞き取れないこともあるのですが、子供のうちから英語を勉強している子供はとてもクリアな発音をします。これは日本人でも同じことですね。
彼女に「どこで英語を勉強したの?」と聞くと、「学校で習っただけだよ」と返します。元々彼女自身が聡明な子だということもありますし、英語とドイツ語が似ている点を差し引いても、やはりドイツの英語教育は「話せるようになる英語教育」だと感じます。以前、ハウスシェアリングをしていた時友人の子供と一緒に住んでいたのですが、その子も10歳にして英語は流暢に話していました。もちろんこれは教育の恩恵だけではなく、「外国人と接する機会が多いベルリンの特徴」でもあると言えます。日本では習い事として、子供に幼少期から英語に慣れ親しませる方もいらっしゃるかと思いますが、ドイツでは英語を習うということはあまりないようです。

■習い事も自分の意志
日本でも習い事をさせるご両親は多いですが、実はドイツも習い事をしている子供たちは多くいます。前述のドイツ人の女の子は、月曜はヴァイオリン、火曜は空手、水曜は地域のコミュニティ活動、木曜は日本語、金曜は空手・・・というように平日はほぼ何かしらの習い事をしています。ドイツ人はのびのびと子供を育てていると思っていたので、正直に言ってこのスケジュールには驚きましたが、よくよく話を聞いてみると、ご両親から強制されたわけではなく、いろいろなことにトライしてみたい!という自分の意志のようでした。小さい頃から塾に“行かせられている”子供を見るとかわいそうだなと思ってしまいますが、子供の好奇心や探求心を育てる習い事は将来の可能性を広げる意味でもとても有益だなと思いました。日本の場合は、習い事としての英語に親しむ可能性が高いと思いますので、とにかく子供たちが楽しく英語を学んでくれれば良いなと思います。

■習い事はサッカーや音楽関係が多い
ドイツ_習い事_ピアノドイツの学校は日本よりも終業時間が早く、お昼を過ぎた頃に帰宅します。宿題や何やらはもちろんあるのですが、それを終わらせた後は友達と遊ぶなり、習い事をしたりします。
他のヨーロッパの国と同じく、ドイツももちろんサッカーが盛んです。街中にはサッカー競技場がたくさんありますし、いたるところにサッカー少年たちがいます。また、ドイツは「音楽の国」でもありますので、ヴァイオリンやピアノを習っている子供も多いです。夏場、窓を開けていると、どこからともなくヴァイオリンの音が聞こえてくることもしばしばで、ここはさすがに音楽の都・ベルリンだなと感じます。世界中から音楽留学する学生も多いので、音楽に才能がある子供にとっては最適の場所かもしれません。
習い事と言っても、プライベートレッスンだけではなく、地域のコミュニティも盛んで、前述の女の子はここでも活動しています。ここでは、彼女は生徒ではなく、彼女が先生になり、小さな子供たちに英語を教えているというのです。ドイツ人と話していると、彼らの説明の上手さ、教え方の上手さに感心することがしばしばです。小さい頃から「理論的に説明する、教える」ということが、このような場で鍛えられるのだろうと推測します。
また、このコミュニティの活用は地域の子供たちの交流を図る上でもとても有益ではないかと思います。ご両親にとっても、送迎などで子供の親とも顔を合わせる機会も多いと思いますので、地域にコミットしたい方は是非活用してみてください。

■最後に
最近では難民の子供たちと触れ合う機会もあるそうです。ドイツ語を教えたり、ピアノを弾いてあげたりしているのだといいます。小さい頃から、難民の人々に触れ合う機会や、難民が発生した理由を漠然とでも考える機会があることは日本ではなかなかないと思います。もちろん、難民問題については賛否両論ありますが、とにかくこういった生活の中で考える機会が養われるということはとてもドイツ的と言えるのではないでしょうか。

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