海外生活のパパ・ママコミュニティー初級編 挨拶について

海外生活のパパ・ママコミュニティー初級編 挨拶について

日本では春の訪れと共にやって来る新学期の始まりは4月がほとんどですが、ここアメリカでは多くの場合8月から9月にやって来ます。
今秋、アメリカの学校で息子は新学期を迎え、彼のたくさんのクラスメート達のパパ・ママ達との出会いを通して改めて思ったことがありました。

アメリカ_父母にこやかな微笑みをたたえて、こちらの目をしっかり見て、私の名前の発音に違和感がないかまで確認をしてくれるといった息子のパパ・ママ達の素晴らしいあいさつに、私はしばらくの期間、圧倒されていました。私もスマートにあいさつしたいという気持ちと慣れないあいさつ習慣から少し焦ってしまい、手に汗をかき、ぎこちない笑顔であいさつを交わすから、次にあった時には名前が出てこないという経験を何回もしました。でもそんな苦い経験から私が学んだことは、初めて会う人と交わすあいさつは、ほんの一瞬だけれど、自分のことを伝えたり、相手のことを知るができる、最初の大切な出会いの機会なんだということです。

挨拶_握手アメリカでの「はじめまして」のあいさつというと、日本のあいさつとは大きく違う光景が思い浮かぶと思います。陽気なスマイル、がっちりアイコンタクト、そしてギュッと握手をして、自己紹介とするという感じでしょうか。多くの人が実際に経験をしたことがあったり、どこかで見たことがあるのではないかと思います。
日本に住んでいると機会があっても、慣れない習慣に焦ってしまったり、又は日常にあいさつの機会があっても慣れてしまうと、ついつい形式的になってしまったりして、あいさつから発展する大切な出会いの機会を逃してしまいがちです。
ビジネスシーン以外でも、初対面の相手との会話に入る前、又は会話の流れによっては、会話の途切れた時に等に、必ずあいさつをします。
多くの場合、アイコンタクトを交えながら、握手をしつつ、自己紹介をします。
アイコンタクト、握手、自己紹介の3つの動作は、ほぼ同時に始まる様に思いますが、私はそれぞれの動作に、あるかないか程の瞬時の差があるように思います。たった数秒のあいさつですが、すごく奥が深いと思うのです。それぞれの動作をパート毎に切り取って見てみたいと思います。

アイコンタクトまずはアイコンタクトですが、あなたと私があいさつをするという気持ちで、相手の目を一瞬だけど、しっかり見ます。よく目は人の心を映すと言われますが、相手の心の内を一瞬見つめ、自分の内側も見つめられているような気がします。
次に握手が続きます。アイコンタクトはそのままに、多くの場合、互いの右手を差し出します。手を握り合う握手では、相手の皮膚の感触、温度、握り方やその強さという感覚を通して、相手の情報を受け取ると共に、自分の情報も渡しています。
そして、ようやく自己紹介をします。握手とほぼ同時のタイミングなのかなと思いますが、少し言葉の方が遅れて出てくる感じがします。アイコンタクトと握手をしながら、自分の名前を名乗り、自分は誰なのか関係性についても付け加えたりします。ビジネスシーン以外では、ファーストネームだけの場合が多いかもしれません。

目の視覚、手の感触、音や言葉を通して、お互いの情報をたった瞬時の間に交換していることを考えると、大切なのは形式的なあいさつの動作じゃなくて、お互いの情報交換なんだと思えます。だからこそ、たった10秒足らずの間に、互いの情報を効率的に交換するには、アイコンタクト、握手、自己紹介という動作が必要なのかもしれません。

そう思えた時、私は気持ちが楽になりました。気持ちが楽になったら、多少外れた動作だって大丈夫、よっぽど自分らしいさが出せていいかもと思えるようになったら、心にゆとりが生まれ、自分のことを知ってもらおう、相手はどんな人なのかな?という出会いを大切にしたい気持ちの方へ、自分をシフトできるようになりました。そしたら、リラックスして自然と笑顔が生まれ、相手の目を見る余裕や、相手との話への興味も生まれてきました。

今まであまり意識していなかった人も、ぜひ試しに、自分と相手の、出会いの始まりの機会であることの方に重きを置いてみて下さい。自然とにこやかな笑顔が生まれて、話がはずんで、大切な出会いの始まりとなるかもしれません。

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