ドイツ人は塾に行かない!?どうやって勉強しているの?

ドイツ人は塾に行かない!?どうやって勉強しているの?

日本では「学習塾」に行くことが当たり前になっていますよね。学校の授業だけでは十分ではないと考えられる方も多いのではないかと思います。子供たちは学校が終わると、友達と遊ぶ暇もなく塾でみっちり、お勉強・・・さて、ドイツではどうなのでしょうか?

■ドイツには塾はない

結論から言うと、ドイツ_子供ドイツには塾がありません。今回この記事を書くにあたり調べてみると、日本からの駐在の方の多いデュッセルドルフには日本式の塾があるようですが、それは日本人を対象にしていると思われるもので、ドイツ人を対象にしているものではないようです。

中には個人レッスンなどを行っている人もいますが、それも一般的なことではありません。子供たちは学校が終わったら、家に帰って宿題をして、宿題が終われば遊びに出かけます。「そんなこと言っても、ではドイツではどこで、どうやって勉強するんだ」と言う声が聞こえて来そうです。それはもちろん「学校」であり、「授業」であり、「先生」です。

これは日本の教育が矛盾しているところだと思いますが、生徒は学校で勉強を学びます。そして宿題を通じて復習をし、予習を行います。ドイツ人と日本人の気質の違いもあるのかもしれませんが、わからないことがあれば先生に質問して問題を解決するように努めるのです。

「学校での勉強が十分ではないから、塾に行く」という日本の考え方は、合理性を最も重視するドイツ人から見ると信じられないことではないかと思います。「なんのための学校なんだ?」と言われることもしばしばあるのですが、日本の学校とドイツの学校は教育制度以外はその役割のようなものも違うように感じます。

例えば日本の学校では部活動も熱心に推奨しています。中学校・高校の先生は土日に部活に駆り出されることも多いですが、これはドイツではあり得ません。労働環境の観点からも完全にアウトですが、部活動は学校の先生の責任の範囲ではありません。もし何かしらのスポーツをしたい場合は、別途入会という形になります。そうすることで、学校の先生は勉強を教えることに集中出来ますよね。日本の場合は、学校は社会性を養う場所としての意味合いが強く、ドイツとは求められているものが違うように感じます。

■宿題がポイント

ドイツ_子供ではドイツ人はどうやって勉強しているのか?ということを率直に疑問に感じます。先ほども少し書いたのですが、宿題をメインに行います。そしてわからないところがあれば先生に聞くというような手法を取り、授業中に解決していくようにします。

特に小学校低学年の頃は親も必死になって宿題を見てあげています。このとき親のうちどちらかがドイツ人であればそちらにお任せすることもできるかもしれませんが、どちらとも異なるとなると親も大変です。

また、日本の勉強とドイツの勉強では大きく異なることがあります。前者は暗記を重視するのに対し、後者は暗記力はあまり重要ではありません。自分で考えを導く出すような教育を取っています。大昔の話ですが、自分の高校生の頃を振り返ってみると、確かに数学でさえ授業内容を暗記しておくことがテストで良い点を取る秘訣だったな・・・と感じます。歴史のように年代を暗記することだけではなく、授業でやったことをどれだけ覚えているか、入試でさえ入試のテクニックをどれだけ覚えているかがポイントだったように感じます。

ドイツではとにかく自立心を養うことに力を注ぎますので、「自分で考える力」というのは日本で求められる以上に大事になってきます。

■オンライン教育のメリット

とは言え、このサイトをご覧いただいている方の多くは日本語話者の方だと思いますし、日本を出て外国で子育てを頑張っていらっしゃる方だと存じます。

住んでいる国やパートナーの国の言語を学びながら、日本語の勉強にも力を注いでいかなければならないということは、子供たちは単純計算でも人の二倍は努力をしないといけないということになります。また、こちらでずっと暮らしていらっしゃる方もいればいつかは日本に帰る必要がある方もいらっしゃいますよね。その場合は、ドイツと日本では教育方針、カリキュラムが違うことなど、心配は後を絶ちません。

ベルリンには残念ながら日本人向けの塾はないのですが、デュッセルドルフには日本人向けの塾があるようです。また、もし近くに塾がない場合はオンラインでの教育も考えてみるとよいかもしれませんね。最近ではオンラインも様々な選択肢が増えていますし、何よりも自宅で受講可能ですので親にとっても送り迎えの負担がないのもメリットと言えます。

■最後に

日々ドイツと日本人の考え方の違いを感じることがあり興味深く思っているのですが、こうやって教育関係の記事を書くにあたり、授業の形、先生たち、学習に対する考え方など本当に様々なことが違うなと感じます。今後はグローバル化の進む世の中ではドイツ式、日本式という差異はあまりなくなっていくのかもしれませんね。

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